児童発達支援事業所「ゆめラボ」のプログラムについて

 

個別療育の児童発達支援事業所「ゆめラボ」は、どんなことを療育で行うのか?

ゆめラボではInstagramやtiktokなどのSNSで比較的多くの取り組みを発信していますが、ここでも紹介できたらと思います。

よろしければ、ゆめラボのInstagramやtiktokをまだご覧いただいていない方もこの機会にぜひご覧ください。

ゆめラボのプログラム①机上課題

 

「イスに座ることができない」「離席が多い」「姿勢が崩れる」「集中力が続かない」「言葉が遅れている」「就学に向けて不安が、、、」など

児童発達支援事業所「ゆめラボ」の個別療育では、指先の技巧性や創意工夫、ビジョントレーニングや運筆活動、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、集中力、姿勢の保持など机に座って取り組む活動を行います。

主に行う課題のねらいや効果について詳しくみていきたいと思います。

運筆課題

ゆめラボで行う机上課題のなかで「運筆」課題があります。

運筆活動の狙いとして、次の5つが挙げられます。

1.細かい運動能力の向上:運筆活動は、指先や手首の細かい動きを要求します。これにより、幼児の細かい運動能力(細かい運動能力)が向上します。
2.手と目の協調性の発達:運筆活動では、目で見たものを手で正確に描く必要があります。この過程で、手と目の協調性が鍛えられます。
3.姿勢と持ち方の習得:鉛筆やクレヨンの正しい持ち方や、安定した姿勢での描き方を学ぶことで、書くことの基本的なスキルを身につけます。
4.注意力と集中力の向上: 一定のパターンや形を描く運筆活動は、幼児の注意力と集中力を養うのに役立ちます。 特に細かい線や曲線を描くことが求められるため、それなりに取り組む姿勢が育まれます。
5.自己表現と創造力の促進:自由に絵を描たり、形をなぞたり活動する、幼児は自分の考えや感情を表現することができます。これにより、創造力や自己表現力が促進されますます。

 

「運筆」にもおえかき、ぬりえ、運筆、点つなぎ、迷路、ひらがな、数字など成長段階に沿った活動を行います。

そこに、色や形、名前や数字の要素を入れながら、理解を高めていきます。

効果としては、上記のことを意識していくことで運筆活動がスムーズになると文字や数字など小学校以降自信もって過ごせる機会を作ることができます。

ゆめラボでは、これからの活動を提示するだけではなく、どこに興味関心があるのかを日ごとから観察し「好き」なものをうまく取り入れて課題に繋げていきます。線の種類を変えたり、難易度を変えてみたり、スモールステップでの成功体験を毎回の療育で体験していきます。

ハサミ練習

そのほかにもハサミの課題があります。ハサミを使った課題は、狙いとして、

1.手先の器用さの向上:ハサミを使うことで、幼児は手先の緩やかな動きや指先の力の調整を学びます。これにより、全体的な手先の器用さが向上します。
2.手と目の協調性の発達:ハサミで紙を切る際には、目で見たものを手で操作する必要があります。これにより、手と目の協調性が鍛えられます。
3.注意力と集中力の向上:線を切って紙を切る作業は、集中して行う必要があります。これにより、幼児の注意力と集中力が育まれます。
4.空間認識能力の発達:ハサミで形を抜け出す活動を成長させながら、幼児は形や大きさ、位置関係についてのまず先に、空間認識能力が発達します。
5,自己表現と創造性の促進:ハサミを使って自由に形を作ったり、切り抜いたりすることで、幼児は自分のアイデアや感性を表現することができ、創造性が促進されます。

ハサミの活動もハサミの前にトングで物をつかんだり、虫取りはさみやねんどはさみなどをつかって感覚を身につけていきます。ハサミで切るものも紙できる前に型紙やストローなど安定するものを切ることからできる経験を積んでいきます。

ゆめラボのプログラム②運動療育

 

ゆめラボの運動療育は、新五感を刺激する活動を多く取り入れています。

新五感とは、固有覚、前庭覚、視覚、聴覚、触覚をさします。

ことばの発達やコミュニケーション、学習スキルや集中力などの根底には、こうした新五感の発達が重要だと言われています。

ゆめラボでは、幼児期の十分な運動機能の発達を発達に遅れのあるお子さまこそ刺激を与え、成長を促進してきたいという想いがあります。

今までの療育の中でもバランス感覚や力加減など意識して運動刺激を行うことで言葉の獲得につながってたり、対人関係の改善につながった例も多くあります。

その中でもいくつかの課題を例にゆめラボのプログラムを紹介いたします。

サーキット活動

ゆめラボの運動療育の中で一番多く取り入れているのがサーキット活動です。

サーキット活動とは、マットやトンネル、飛び箱、ハードル、けんぱフープ、平均台、時には、ジャングルジムや鉄棒、トランポリンなどを組み合わせてコースを全身使って進んでいく運動課題です。

歩いて進んだり、ルールを加えて進んだり、順番を決めて取り組んだり、バイクで進んだり、後ろ向きで進んだり、目隠しして進んだり、早さを変えたりなど多様な刺激を入れながら活動を行います。

これは、新五感をフルに刺激することに繋がります。

ボルタリングやうんていをつかった運動療育

ゆめラボでは、ボルタリングやうんてい、登り棒、ブランコなどの大型遊具で全身の固有覚、前庭覚を刺激する活動も行っています。

家庭ではできない運動であり、指先の強化や自分の身体を支える力も付けていくことができます。

これらの刺激は、初めは怖い気持ちがある子でも「楽しい」気持ちで取り組むことに切り替わり毎回行うことで新五感が鍛えることに繋がります。

ゆめラボの療育プログラム「ビジョントレーニング」とは?

 

新五感を刺激する活動で、視覚についての成長を促す活動に「ビジョントレーニング」を取り入れています。

こちらは、机上の活動でも運動の活動でも取り入れることができます。

続いては、ゆめラボ行うビジョントレーニングについてご紹介いたします。

ビジョントレーニングとは?

ビジョントレーニングの効果は以下の通りです。

 

1.視覚認知能力の向上
ビジョントレーニングは、物の形や大きさ、色、位置などを認識する力を高めます。これにより、物と物の識別や比較、分類が容易になり、学習の基礎力が向上します。

2. 眼球運動の改善
眼球運動(サッケードや追従運動など)がスムーズに行えるようになります。これにより、読む際の視点移動がスムーズになり、読み取り速度や正確さが向上します。

3. 視覚的な集中力と持続力の強化
視覚的な集中力を高め、長時間視覚的な作業でも疲れにくくなります。これにより、学習や遊びの際の集中力が持続しやすくなります。

4. 手と目の協調性の向上
ビジョントレーニングは、手と目の連携を強化します。これにより、書く、描く、物を進めるなどの動作がスムーズになり、細かい作業が得意になります。

5. 空間認識能力の発達
これにより、立体思考が促進され、数学や科学の基礎的なものになります。

6. 読み書きのスキル向上
文字や数字を正確に認識し、書くことがスムーズになります。これにより、読み書きのスキルが向上し、学習の基盤が強化されます。

7. 視覚記憶の強化
これにより、学習内容を記憶しやすくなり、情報の再現力が高まります。

8. 視覚的な問題解決能力の向上
視覚情報をもとに問題を解決する能力が起こります。パズルや迷路などの遊び、論理的思考や計画性が養われます。

9. 自信と達成感の育成
ビジョントレーニング、成功体験を積み重ねることで、自信と達成感が育まれます。これにより、チャレンジ精神が旺盛になり、積極的に学ぶ姿勢が育ちます。

 

ゆめラボでは、新五感の中の「視覚」の強化に、「ビジョントレーニング」も取り入れています。

ビジョントレーニングのプログラム紹介

では次に、ゆめラボでのビジョントレーニングの一部をご紹介します。

机上で行うビジョントレーニングは、立体図形や記号、文字などを使って大小さまざまな物の中から決められたものを目を動かし、探したり、間違い探しやないもの探しなど眼球を左右上下と動かしながら進める活動です。

楽しみながらビジョンを意識して取り組みます。

 

反対に、目隠しをして、箱の中に入っているものを見つけることもビジョントレーニングになります。

運動課題でもちりばめた、数字や文字を使って、ルールの中から探し出したり、左右に動くボールをタイミング合わせてあたらないように通過したり、フープが転がってくる輪の中をくぐってみたりと見て意識する活動、反対に目隠しで感触だけで前に進んだり、目安のものを見て目隠しして足を進めて目安のものを見つけたりと幅広い活動ができます。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?マンツーマンで、机に座っての活動以外にもゆめラボでは全身の感覚を使って発達に遅れのあるお子さまに刺激を与えることで成長を促していきます。

もちろん、言葉の遅れのあるお子さまへ言葉の理解や発声に関する支援も行います。

また、同時刻のお友達との関わりもあるのでお友達と一緒に取り組む時間を作ることもできます。

療育は早期に行うことで日常生活以外での刺激を受け子どもたちの変化や成長につながっていきます。

ぜひ、最寄りの教室へ見学にお越しください。

お待ちしております。

 

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